湯田温泉（山口県山口市）の体験したい見どころ3選と秘話・裏話
白狐の伝説
湯田温泉は「白狐の湯」とも呼ばれています。この名前は、室町時代に遡る伝説から来ています。伝説によれば、毎晩、傷ついた白狐が小さな池に足をつけていました。その池の水をすくってみると、温かいことがわかりました。池を深く掘ると、湯が湧き出し、金色の薬師如来像が現れました。この伝説にちなんで、湯田温泉には至るところにきつねの姿を見ることができます。
種田山頭火の思い出
湯田温泉は、詩人の種田山頭火が晩年を過ごした場所としても知られています。彼は日本中を歩き回り、自由律と呼ばれる「5・7・5」の俳句のルールから外れた自由な名句を読んだ人物で、湯田温泉を愛していました。
女将劇場
湯田温泉旅館「西の雅 常盤」では、毎晩20:45に「女将劇場」という名物女将による劇が開催されています。名物女将によるマジック、水芸、コント、ダンスなど、爆笑の劇となっています。休日にはほぼ満席になっており、立ち見も出るほどの大人気です。
湯田温泉（山口県山口市）へのアクセス（最寄り駅・駐車場・車で行く）
最寄り駅・湯田温泉駅
湯田温泉駅は、山口県山口市にあるJR山口線の駅です。駅から湯田温泉までは徒歩約15分です。駅を出て最初の交差点を渡り、突き当りにある「湯田温泉街」の看板が見えたら、そこを右に曲がります。その後、10メートルほど進むと案内看板のある緑地が見えるので、そこを左に曲がります。
公共交通機関を利用する場合の注意点
JR新山口駅からバスで約40分、「湯田温泉」で下車し、そこからすぐ徒歩で湯田温泉に到着します。また、福岡方面からお越しの際は、中国ジェイアールバスが運行する「福岡・山口ライナー」が便利です。
駐車場の位置や空き状況や料金
湯田温泉周辺には有料駐車場やコインパーキングがあります。ただし、具体的な位置や空き状況、料金については、訪問日の直前にインターネットで最新の情報をご確認いただくことをおすすめします。
自家用車で行く場合
中国自動車道山口ICから車で約20分、中国自動車道小郡ICから車で約10分で湯田温泉に到着します。ただし、渋滞状況やおすすめの時間については、訪問日の直前にインターネットで最新の情報をご確認いただくことをおすすめします。
湯田温泉（山口県山口市）周辺のおすすめ＆穴場ホテル3選
★の数（総合）： 5.00
★の数（総合）： 4.65
★の数（総合）： 4.63
座敷わらしさん家
四百年の歴史ある古民家で、座敷わらし様が守る宿として知られています。広々とした和室からは、美しい日本庭園が一望できます。夕食は、地元の食材を使った和会席で、部屋食でゆっくりと味わえます。また、古民家体験やお参りなど、様々な体験ができます。
湯田温泉 松田屋ホテル
大正時代の建造による数寄屋風造りの木造2階建ての本館が特徴的です。客室からは、美しい日本庭園が一望できます。夕食は、料理長が腕をふるう郷土料理が評判で、部屋食でゆっくりと味わえます。また、源泉かけ流しの温泉も自慢の一つです。
湯田温泉 ＫＫＲ山口あさくら
国家公務員共済組合連合会が運営する宿泊施設で、広々とした客室からは、美しい日本庭園が一望できます。夕食は、地元の食材を使った和会席で、部屋食でゆっくりと味わえます。また、源泉かけ流しの温泉も自慢の一つです。
湯田温泉（山口県山口市）の周辺にある人気飲食店３選
湯田温泉（山口県山口市）の周辺にあるおすすめのレストラン・カフェなど３店舗ご紹介します。
旨唐揚げと居酒メシ ミライザカ 湯田温泉店
旨い唐揚げと居酒メシを楽しむことができる大衆酒場です。ドリンクは50種以上あり、2.5時間の飲み放題付きコースも充実しています。お店の雰囲気も良く、プレミアムモルツが299円、ハイボールが199円と、リーズナブルな価格設定も魅力的です。
三代目網元 さかなや道場 湯田温泉店
湯田温泉街から徒歩6分のところにあるこの店では、飲み会やご宴会向けのコースが各種用意されています。新鮮な海鮮料理が楽しめ、飲み放題プランもあります。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
和食×洋食 ニジノアト
新鮮なお魚や旬の野菜を使った和食と洋食の融合が楽しめるお店です。料理はどれも丁寧に作られており、見た目も美しく、味わい深いです。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しむことができます。
湯田温泉（山口県山口市）に訪れたとき買うべき人気のお土産3選
山口県山口市の特産品でお土産として喜ばれる人気商品を３つ紹介します。
外郎（ういろう）
山口市を代表する銘菓で、室町時代から愛されています。上品な味わいで、お茶うけに最適です。ほどよい弾力とぷるんとした食感が特徴で、白外郎、黒外郎、抹茶外郎の3種類があります。
特選大吟醸「山頭火」
厳選された酒米でつくられた日本酒で、大吟醸ならではの飲みごたえがあります1。山口県の詩人、種田山頭火にちなんで名付けられたこの日本酒は、深い味わいと香りが特徴です。
阿知須牛
瀬戸内海の豊かな自然の中で育てられ、数々の賞を受賞した阿知須産の最高級・純粋黒毛和牛です。肉質が柔らかく、甘みがあり、口の中でとろけるような食感が楽しめます。
湯田温泉（山口県山口市）近隣の他の観光スポット
湯田温泉（山口県山口市）に訪れたときに、ちょっと足を伸ばしたいおすすめ観光スポットを３つ紹介します。
瑠璃光寺
瑠璃光寺は、山口市香山町にある国宝の寺院です。五重塔が有名で、その美しさは日本一と言われています。瑠璃光寺の境内には、静かな雰囲気の中、五重塔をはじめとする多くの文化財があります。また、ブルーライトに当てると綺麗な御朱印がゲットできます。
秋吉台自然動物公園サファリランド
秋吉台自然動物公園サファリランドは、美祢市美東町にあるサファリパーク形式の動物園です。檻のない、自然な状態の動物たちをマイカーやエサやりバスから観察できます。気温や気候を気にせず動物たちを間近で観察できます。動物ふれあい広場では、カピバラや犬などと触れ合うこともできます。
宇佐八幡宮
宇佐八幡宮は、山口県防府市にある神社で、宇多天皇の寛平三年（891年）に創建されました。この神社は、17世紀末に再建されて以来、大規模な構造の変更がなく、山口県下では数少ない17世紀の神社建築の遺構として市の有形文化財に指定されています。
本殿と拝殿の屋根は茅葺で、現在では茅葺屋根の神社建築がほとんど残っていないことから、大変貴重な建築物とされています。また、境内にはしゃくなげ園があり、春には淡く美しい花が咲き誇ります。
この神社は、亡命将軍・足利義材が戦勝祈願をしたことで知られています。その時に奉納された舞踏が、現在防府市指定無形文化財となっている「腰輪踊」の起源とされています。
まとめ
湯田温泉は、自然に囲まれた静かな場所で、心地よい温泉と美味しい地元料理が楽しめます。
白狐の伝説にちなんだ湯田温泉街を散策すると、きつねの姿を至るところで見ることができます。詩人の種田山頭火が晩年を過ごした場所でもあり、その足跡をたどることもできます。
また、旅館「西の雅 常盤」の「女将劇場」は、爆笑の劇で大人気です。周辺には、旨い唐揚げと居酒メシの「ミライザカ」、新鮮な海鮮料理の「さかなや道場」、和食と洋食の融合が楽しめる「ニジノアト」など、美味しい飲食店がたくさんあります。
お土産には、山口市を代表する銘菓「外郎」、大吟醸「山頭火」、最高級・純粋黒毛和牛「阿知須牛」がおすすめです。湯田温泉で、素晴らしい時間を過ごしましょう！
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