第1話 日本民主主義の父・吉野作造
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| 最初に吉野作造の生涯を簡単にたどってみましょう。
1878年(明治11年)1月29日に、吉野は現在の古川市十日町で生まれました。生まれた時の正確な場所についてはさまざまな説がありますが、今のところ生家の吉野屋が最後にあった場所とされています。現在は吉野の誕生を記念する公園になっています。
生家は綿屋で、仙台から仕入れてきた原綿を打ちほどいて売り出していました。父・年蔵の考えもあって商家の長男としては珍しいほど学問をさせられ、古川小学校、宮城県尋常中学校、第二高等学校を経て東京帝国大学まで進み、成績は常に首席でした。
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大学で政治学を学んだ吉野は、政治学者になります。しかし学問の世界にこもることなく、講演会や新聞雑誌で分かりやすく政治を解説し、それまで政治とは無縁だったたくさんの人々に政治への関心や興味を持たせたことは、大きな功績と言えるでしょう。
吉野はまた、『民本主義』という考え方で政治の民主化を図ろうとしました。いわば日本における民主主義の父といえる人なのです。
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