
ウイーン(1911年6月〜9月)
で買ったコーヒーカップ |
オーストリア・ウイーンは、吉野がドイツ・ハイデルベルク、リーデンハイムにつづき長期滞在した都市です。滞在期間は3か月と比較的短期間であったためか、主に観光中心に過ごしました。キリスト教青年会(YMCA)を通じて友人をつくり、教会の説教や青年会集会に参加、初めてドイツ語で日本のキリスト教について演説し冷や汗をかきました。また、初めて自動車に乗ったのもウイーンでのことでした。短期間ながら語学教師についてイタリア語やドイツ語を習っています。
ある日、ドイツ語の先生と友人が3人で訪れ、羽織はかまで一日付き合わされた上、深夜に帰宿すると、隣室の友人にどろぼうと間違われてベルを鳴らされるなどということもありました。
ある時は食品の高値に抗議するデモに遭遇。女性・子どもが多い和やかな雰囲気に驚き、民衆運動に対するイメージを一変することとなりました。
買い物は数えるほどしか行きませんでしたが、6月30日にオーストリア工芸産業博物館に買い物に行きました。カップはその時購入したものでしょうか。
留学時代、朝はパンとコーヒーの毎日でしたから、このカップも朝活躍したものと思われます。 |